効果
- 人事課題の解消:採用・教育をアウトソーシング化し、物流専門職としてのキャリア形成をプロに委託。
- 物流コストの変動費化:物量に応じた課金体系へ移行し、固定費負担を大幅に軽減。
- 配送効率の向上:新たな配送選択肢の導入により、さらなるコスト削減と安定供給の基盤を構築。
- データ経営の推進:毎月の定例会で定量的な分析を行い、双方向のアプローチで継続的な改善サイクルを確立。
施策・提供内容
既存の複雑な運用を整理し、システムと現場運用の両面から最適化を段階的に実施しました。
- 委託領域の拡大とスムーズな移管:配送のみならず、倉庫内作業から在庫管理まで委託領域を拡大。初期段階では現状のフローを尊重し、現場の混乱を最小限に抑えた立ち上げを実現しました。
- 実務に即したWMSの構築:当時一般的に流通していた汎用的なWMS(倉庫管理システム)を基盤としつつ、当社の物流業務に特化した機能を自社システム部門が独自に開発・追加。食品業界特有の管理項目や納品先別の細かな指示をシステムで制御可能にしました。
- 配送ネットワークの最適化と管理: 委託後に配送網を拡大し10社以上の路線会社を利用する体制となりましたが、リードタイムとコストを最優先に考慮しつつ、最小限の管理工数でこれら多数の路線会社を的確に運用・管理する体制を実現。配送効率の最大化と安定供給を両立させました。
選定理由
- 経営層の信頼関係:長期的な視点で事業を託せる強固な信頼関係。
- 自社運用の限界突破:人的リソースの課題を解決し、持続可能な物流体制を構築できる点。
- 特殊要件への対応力:食品物流特有の複雑な賞味期限管理や細かな付帯作業を、システムと運用の両面で実現できる期待感。
3PL事業者 担当者コメント
「食品業界特有の『3分の1ルール』をはじめとする厳格な賞味期限管理を徹底し、日々の業務を遂行しています。単なる先入先出の徹底に留まらず、入荷した外箱にラベルを発行・貼付することで、商品ごとのイン・アウトを詳細に記録・管理する仕組みを運用しています。 このような徹底した現場管理と、お客様独自の商習慣への深い理解を掛け合わせることで、高水準の品質を維持しています。今後もパートナーとして、業務の最適化と効率向上に努めてまいります。」
今後の展望
市場環境の変化や多様化するニーズに対し、物流を「事業競争力の武器」とすることを目指します。定期的な物流会議を通じて円滑なコミュニケーションを維持し、本業の発展を支援する次世代の物流提案を継続的に実施してまいります。